インビザライン

インビザラインで変化か感じられないのはなぜ?いつから効果を実感できる?原因と対策を解説

歯科医師
土黒さくら医師
(赤坂さくら歯科クリニック)

鹿児島大学の歯学部を卒業した後、大型医療法人グループの歯科医院の分院長に就任しました。その後、そのほかの歯科クリニックで経験を積んだ上で、赤坂さくら歯科クリニックを開設しました。私はインビザライン認定医として、インビザラインやキレイラインの治療を日々実施しており、多くの患者様から満足の声をいただいています。

近年、以前のようなワイヤーではなく、目立たないマウスピースでの歯科矯正が浸透し、なるべく早めに歯科矯正をしておきたいと思う方も増えてきました。

インビザラインは、オーダーメイドの透明なマウスピースを、段階的に変えながら歯を少しづつ動かし、変化させていく矯正方法です。

しかし、実際にインビザラインを始めたものの「歯が動いている気がしない」「本当に変化している?」と感じる方がいることも事実。

そこで、今回は、インビザラインで変化が感じられない原因と、矯正の効果を高める方法を解説いたします。

インビザラインで変化が感じられず不安の方はもちろん、これからインビザラインを始めたいけど…と迷っている方にも、一つの参考としてぜひご覧ください。

本当に歯は動いてる?変化が実感できない原因4つ

さて、インビザラインを始めてからしばらく経つけれど、本当に歯は動いているのでしょうか?

「歯が動いているという実感がない」という方も少なくありません。

なぜ変化を実感できないのでしょうか?原因をみていきましょう。

原因1:マウスピースの装着ルールが守られていないから

装着ルールとは、例えば、

  • 決められた日数でマウスピースを交換する
  • 順番通りのマウスピースを使う
  • 決められた時間装着する
  • 奥までしっかりと装着する

などです。この他にも一定期間装着を忘れたために、歯が後戻りしてしまうパターンもあります。

原因2:歯が動くのは少しずつだから

インビザラインで歯を動かすのは、1枚のマウスピースでわずか0.25mm

1mm動かすのにマウスピースの交換を4回行います。

通常マウスピースの交換はおよそ1週間ごとですから、治療をスタートしてから1ヶ月では、ほとんど見た目には動いているのを実感できません。

また、変化には個人差も影響します。半年〜1年で変化を感じる方もいれば、矯正が終わった時に実感する人もいるでしょう。

原因2:奥歯の場合変化がわかりにくいから

全体の歯を矯正する場合、奥歯からスタートし、前歯は1番後になることも多いです。

前歯のがたつきや出っ張りを改善するために奥歯を奥に動かす「遠心移動」という動きをした場合は奥歯から動かすので、変化を感じるのは難しいといえます。

原因3:歯科矯正計画に無理があるから

歯科矯正は、医師の技術によって、矯正の結果が大きく変わるといわれています。

無理な矯正計画にならないためにも、医院選びは重要です。マウスピース矯正の、症例経験豊富な医師がいる病院を選びましょう。

インビザライン矯正で効果を高める方法4つ

費用も時間もかけて始めたインビザラインでの矯正効果は、最大に高めていきたいですよね。そのための方法を解説します。

方法1:装着ルールを守り正しく実行する

先ほども述べたように装着のルールにはいくつかあります。

始めは慣れなくて大変かもしれませんが、しっかりと検診をした結果、決められたルールを守ることが何よりも矯正治療の効果を高めます。

方法2:マウスピースの装着時間を守る

マウスピースを装着するのは、食べる時と歯磨き以外全てです。

時間にすると1日20時間〜22時間になります。

治療計画は「その時間マウスピースをはめていることを前提」としてたてられているので、装着時間を守るのはマストですね。

方法3:虫歯予防など、口内ケアを怠らない

意外に見落としがちな、口内ケア。

インビザラインは食事の時には取り外せるので比較的衛生的で、口内トラブルのリスクを軽減できることがメリットの一つです。

それでもマウスピースをはめたまま、ジュースを飲むなどが原因で矯正期間中に虫歯になってしまうと、虫歯治療を優先し、矯正を中断することになり、治療期間が伸びてしまうことも。

ジュースのように甘いものを飲む際は、マウスピースを外すのを忘れない、歯間ブラシやデンタルフロスなどを用いて歯磨きをする、などいつも以上に口内のケアを心がけましょう。

方法4:経験豊富な歯科医がいる医院を選ぶ

歯科矯正は、医者の技術によって結果が変わるといわれています。

さらに、インビザラインは、比較的新しい矯正方法のため、インビザラインの経験が豊富な医者がいる病院を選ぶ、というのが最も重要だといえるでしょう。

医師の知識が少ないと、当初の計画通りに進まない、歯が動かない、などのトラブル対応も後手にまわってしまうことも少なくありません。

矯正歯科のエキスパートの医師が在籍する医院ならば、症例や経験に基づいた知見と専門知識で、精密な矯正計画の設計を立案するので安心です。

歯が動きやすい人とは?

ちなみに、歯が動きやすい人の特徴として以下のようなことが挙げられます。

  • 医者の指示通りに矯正計画を進められる人
  • もともとの歯並びがそこまで悪くない人
  • 食いしばりや、歯ぎしりのような口のクセが少ない人
  • 骨の代謝がいい人
  • 成長中の子ども

成長中の子供はともかく、歯の動きやすさには、個人差もかなり影響していることがわかります。

骨の代謝がいいというのは、ここでは詳しい説明は省きますが、歯が動くメカニズムに関係しており、動きを良くするために光加速装置を使用するのもとても効果的です。

また、頬杖をつくクセや、寝る時に横向きばかりで寝る人などは、圧が同じ歯にかかり、矯正しても元の位置に戻りやすくなるといわれています。

このようなクセがある方は今のうちに直した方がいいかもしれません。

まとめ:インビザラインで変化が感じられるのは数ヶ月後〜

インビザラインで変化が感じられない場合の、原因と対策を紹介しました。

インビザラインで歯が動くのは、マウスピース一つで0.25mm。1mm動かすのには、4つのマウスピースが必要になります。

痛みなどのリスクを最大限考慮して、段階的に矯正を進めていくため、すぐに変化を実感しにくい、ということがわかりましたね。

もともとの歯並びなど個人差も影響します。

矯正を始めて、「どのくらい変わってるのか」と、はやる気持ちも十分わかりますが、数ヶ月〜1年という長い目で見てみましょう。

とはいえ、それは装着ルールをきちんと守っている場合。

まずは、装着時間や、マウスピースの取り付け方、交換の周期などをきっちり守ることが、歯が変化していく1番の近道です。

そして何よりも大切なことは、信頼できる歯列矯正のエキスパートが在籍する医院を選ぶことです。

インビザラインに迷っている方は、信頼できる医院を見つけて、まずは気軽にカウンセリングを受けてみるのはいかがでしょうか。

より詳しくは、赤坂さくら歯科クリニックにてご相談・ご来院をおまちしております。

監修医師:土黒 さくら

インビザライン認定ドクター

キレイライン認定ドクター

略 歴
2014年 鹿児島大学歯学部 卒業
2014年 東京医科歯科大学 臨床研修歯科医
2015年 大型医療法人グループ歯科医院 勤務
2016年 大型医療法人グループ歯科医院 分院長就任
2018年 港区赤坂の歯科医院 勤務
2020年 赤坂さくら歯科クリニック 開院

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