インビザラインG5について
インビザラインG5は、これまでインビザラインでは治療が難しいとされていた過蓋咬合と呼ばれる症状がある方も、インビザライン矯正ができるように開発された技術です。
噛み合わせが深い方や、下の歯が上の歯におおわれて見えないような状態が、過蓋咬合と呼ばれるものです。
従来のワイヤー矯正でも難易度が高いとされている症状ですが、これをインビザラインでも対応可能としています。
インビザラインG5の特徴
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プレシジョン・バイトランプの設置及び新たなプレッシャーエリアの設置
・プレシジョン・バイトランプ
過蓋咬合がある方は、噛む力が強い傾向にあります。
そのため、これまでのマウスピースで治療をしてしまうと、より臼歯部が圧下してしまうということが起こります。
プレシジョン・バイトランプが設置されていることで、この力をコントロールすることができ、臼歯部の圧下を減らし過蓋咬合の症状を改善させるための力を与えやすくします。
・プレッシャーエリア
前歯の圧下力と圧下方向のコントロールをするために新たにプッシャーエリアが新設されていて、これにより理想の方向へ圧下力を加えることができるため過蓋咬合でもマウスピース矯正が可能となっています。 -
過蓋咬合用のアタッチメントの追加
過蓋咬合の方は、下顎歯列に強いカーブがあります。このカーブをフラットな状態にしていくために過蓋咬合用のアタッチメントがつきました。
これにより過蓋咬合の方でもマウスピース矯正が行えます。
インビザラインG5のメリット・デメリット
インビザラインG5のメリットは、過蓋咬合でもワイヤー矯正ではない方法で歯列矯正が行えることです。
デメリットは、症状によっては適応できないケースもあることです。
- インビザラインG5のメリット
- 過蓋咬合の症状があっても、インビザラインG5であればマウスピース矯正が可能です。
ワイヤーを取り付けなくても矯正治療をすることができ、より快適に治療を進めていくことができます。
痛みの少ない治療、虫歯のリスクを減らした治療ができます。
- インビザラインG5のデメリット
- インビザラインG5は、過蓋咬合に対応している治療法となりますが、どのような症例でも適応できるわけではありません。
医師の診察により適応外となるケースもあります。
インビザラインG5についての質問
- インビザラインG5の治療期間はどれくらいですか?
- その他の通常のインビザライン治療と変わらず1日20〜22時間装着が推奨されています。
- インビザラインG5のマウスピースの装着時間はどれくらいですか?
- その他の通常のインビザライン治療と変わりません。
- インビザラインG5の治療費用はどれくらいですか?
- その他の通常のインビザライン治療と変わりません。