インビザラインライトとは？症例写真や特徴や費用のメリット・デメリットを全て解説！

世界で1300万人以上の治療実績があるマウスピース矯正ブランド「インビザライン」。

中でも、インビザライン・ライトはすきっ歯や前歯のみなどの部分的な矯正を行いたい人におすすめのパッケージです。

この記事では、インビザライン・ライトの特徴や費用、メリット・デメリットについて解説します。

また、実際の症例写真も併せて解説します。

インビザライン・ライトとは？

インビザライン・ライトとは、アメリカのアライン・テクノロジー社が提供するマウスピース矯正「インビザライン」のパッケージの1つです。

インビザライン・ライトの特徴は下記のとおりです。

対応症例についてより詳しくは「インビザライン・ライトが対応できるのはどこ？よくある質問についても解説」をご覧ください。

• 軽度の不正咬合や後戻りに対応
• すきっ歯、前歯のみなどの部分矯正に対応
• 治療期間が短い
• 費用が安い

それぞれについて解説します。。

軽度の不正咬合や後戻りに対応

インビザライン・ライトは、軽度の不正咬合（ふせいこうごう）や、歯列矯正後の後戻りを治したい方におすすめです。

不正咬合とは、歯並びや噛み合わせに問題がある状態のことです。

また後戻りとは、矯正によってきれいになった歯並びが、元に戻ってしまう現象を言います。

軽度な不正咬合はインビザライン・ライトが治療に適用されます。また、歯列矯正でせっかく治した歯並びが後戻りしてしまったという方も、インビザライン・ライトを検討してみてください。

すきっ歯、前歯のみなどの部分矯正に対応

全体矯正ではなく、すきっ歯や前歯のみだけを治したい方にもインビザライン・ライトはぴったりです。

同じく部分矯正に適した「インビザラインGO」との違いは、アライナー数と歯の移動範囲。

インビザライン・ライトはアライナー数が最大14枚なのに比べ、インビザラインGOは最大20枚となっています。

また、インビザライン・ライトは歯の移動範囲に制限はありませんが、インビザラインGOは小臼歯までが対象となるため、見えない部分に問題がある場合は対応できません。

治療期間が短い

インビザライン・ライトの治療期間は、3〜6ヶ月程度と比較的短めです。

一般的にワイヤー矯正（全体矯正）は1〜3年程度、マウスピース矯正（全体矯正）は1〜2年程度かかる中、かなり期間が短くできます。

インビザライン・ライトは軽度の症状に適用されますので、矯正期間が短くなるのが特徴です。

費用が安い

インビザラインが展開している4つのパッケージの中でも、比較的費用を抑えられるのがインビザライン・ライトです。

全体矯正に対応しているインビザライン・モデレートは約70万〜90万円なのに対して、インビザライン・ライトは約45万〜65万円と比較的費用が安く済みます。

インビザライン・ライトと他のインビザラインの違い

インビザラインには、全部で５つのパッケージがあります。

そこでインビザライン・ライトと比較するために他のインビザラインのパッケージとの違いの表を作成しました。

	対応症例	期間	アライナー数	移動範囲
インビザライン・コンプリヘンシブ	重度の歯並びに対応	1年〜3年程度	最大99枚	上下28本
インビザライン・モデレート	中度の歯並びに対応	1年程度	最大26枚	上下28本
インビザライン・ライト	軽度の歯並びに対応	3〜6ヶ月程度	最大14枚	上下28本
インビザライン・エクスプレス	ごく軽度の歯並びに対応	3〜4ヶ月程度	最大7枚	上下16本
インビザラインGO	部分矯正に対応	最大5ヶ月	最大20枚	上下20本

インビザライン・ライトは、インビザラインのラインナップの中でも治療期間が短く費用が抑えめなのが特徴です。

主に軽度の歯並びを治療したり、部分的な矯正を行うのに向いています。

同じく部分矯正に対応しているインビザラインGOとの違いは、アライナー数と歯の移動範囲となっています。

インビザライン・ライトの症例写真

では、実際にインビザライン・ライトを使用して治療した方の写真を見てみましょう。

わずか数ヶ月での違いがはっきりとわかる形です。

20代女性のケース（5ヶ月）

まずは、20代女性のケースです。

もともとの歯の状態はこちらです。

側切歯と犬歯部分がガタついているのがわかるでしょうか？

歯並びが悪く少し見栄えも悪い状態でした。

そこで、5ヶ月間インビザライン・ライトを使用して治療しました。

その結果がこちらです。

いかがでしょうか？キレイに真っ直ぐに揃っているのがわかるかと思います。

歯並びで前歯部分にガタ付きがあればインビザライン・ライトでかなりキレイにまっすぐになります。前歯の印象で変わってきますのでおすすめの治療です。

患者様もすごく良かったと満足いただいたケースでした。

30代女性のケース（７ヶ月）

次に30代女性のケースです。

前歯が明らかに不揃いになっているのがわかるでしょうか？

この方は、他院で行った矯正した後の後戻りでご来院された方でした。

正面からみるとより一層わかるかと思います。

明らかに切歯が前に飛び出ていますよね。

そこで、当院でインビザライン・ライトを7ヶ月行っていただきました。

結果は以下の写真です。

いかがでしょうか？明らかに前歯がキレイに並んでいるのがわかるでしょうか？

ちなみに正面から見た写真はこちらです。

正直、がたつきが全くわからないですよね。

インビザライン・ライトは短期間で、満足度の高い治療となっています。

20代女性のケース（５ヶ月）

こちらは20代女性のケースです。

もともとの歯の状態は、上顎の前歯が引っ込んでおり、また下顎の歯にガタつきがありました。

特に右上2番が交叉しているかみ合わせである「クロスバイト」が見受けられました。

このような状態は見た目にも不自然に映りがちです。

そこで、5ヶ月間インビザライン・ライトを使用して治療を行いました。

治療後の結果がこちらです。

いかがでしょうか？右上２のクロスバイトが改善され、反対咬合がなくなったのが確認できます。

また、下顎の叢生もきれいに整いました。

インビザライン・ライトを使用することで、このような歯並びの問題もしっかりと改善できます。

特に女性の方で、歯並びに自信が持てない場合、この方法がおすすめです。

患者様も非常に満足されたケースとなりました。

インビザライン・ライトのメリットとデメリット

ここでは、インビザライン・ライトのメリット・デメリットについて解説をします。

インビザライン・ライトのメリット

インビザライン・ライトのメリットは下記の点にあります。

• 治療期間が短い
• 費用が安い

通常のインビザラインと比べて、インビザライン・ライトは対応する症例が限られていますが、それが逆に短期間での治療を可能にしています。

また、他の矯正方法と比べて目立たないため、日常生活においても違和感なく使用することができます。

さらに、痛みや違和感が少ないため、治療中も快適に過ごすことができます。

インビザライン・ライトのデメリット

インビザライン・ライトのデメリットは下記の3点です。

• 中度・重度の症例に対応できない
• アライナーの枚数に制限（最大14枚）がある
• アライナーの追加回数（2回まで）に制限があり、以降は追加料金がかかる

インビザライン・ライトはこんな人におすすめ

インビザライン・ライトをおすすめしたい人は前歯の軽度なズレやすきっ歯、ちょっとした隙間や小規模な叢生を修正したい方に最適です。

特に、短期間での治療を希望する方や、目立たない矯正方法を求める方におすすめです。

また、社会人や学生、公の場での発表が多い方など、矯正治療を他人に知られたくない方にも適しています。

• ちょっとした歯のガタつきを治したい人
• 前歯のみなどの部分矯正をしたい人
• 早く治療を終わらせたい人
• 費用を抑えたい人

インビザライン・ライトの費用

インビザライン・ライトの費用の目安は45万〜65万円ほどです。

インビザライン・ライトは軽度の症状や部分的な矯正に適用されるため、比較的費用が抑えられるのが特徴です。

ただし、口腔内の状況などによってはインビザライン・ライトでは治療できず、インビザライン・コンプリヘンシブやインビザライン・モデレートが必要となる場合があります。

カウンセリングや精密検査の結果をふまえて、医師とよく相談してくださいね。

まとめ

インビザライン・ライトは、軽度の不正咬合や歯列矯正の後戻り、そして部分的な矯正に特化したインビザラインのパッケージで、治療期間が短く費用が抑えられるので、手軽な歯列矯正を求めている方にはぴったりです。

また、インビザラインはビッグデータを活用し治療効果を上げるための改良が日々行われている治療システム。

治療の質が高いため、手頃なパッケージであっても満足できる効果が期待できますよ。

マウスピース矯正が気になってる方は、ぜひインビザライン・ライトを検討してみてくださいね。

より詳しくは、赤坂さくら歯科クリニックにてご相談・ご来院をおまちしております。