キレイライン矯正の症例を紹介!治療できる歯並びかどうか解説!

キレイライン矯正を検討中の方の中には「どういった症例に対応できるの?」と、気になっている方も多いのではないでしょうか?

キレイライン矯正は上下の前歯12本を対象としたマウスピース矯正のため、全体的な歯並びの矯正はできませんが、多くの症例が治療可能です。

この記事では、キレイライン矯正の症例を紹介し、また、対応できる症例と難しい症例をそれぞれ解説します。

赤坂さくら歯科クリニックでは、2021年5月よりキレイライン矯正を提供しはじめ、多くの方の治療に携わってきました。

自分の歯並びがキレイライン矯正で治療できる症例か気になる方は、お気軽にご相談ください。

キレイライン矯正の症例を3つ紹介

赤坂さくら歯科クリニックにてキレイライン矯正をした患者様の症例を3つ紹介します。

キレイライン矯正なら前歯だけの部分矯正でも以下のようにきれいに整います。治療費用や治療期間など、ぜひ参考にしてみてください。

症例1｜前歯部の叢生①

症例	前歯部の叢生
治療費用	290.000円（税抜）＋IPR1回 3,000円（税抜）
治療期間	約7ヶ月半

上前歯の左側の中切歯が前に飛び出ていたところ、治療期間7ヶ月半（キレイライン7回コース）で後方に移動させ、前歯の位置を改善しました。

中切歯を後方に移動させるには、歯を動きやすくするため歯間にスペースを作る必要があります。

「IPR」と呼ばれる歯を削る処置をして移動するスペースを作りました。IPRは神経や細胞も存在しないエナメル質の部分を約0.2〜0.5mm削りますので、痛みはありません。

症例2｜前歯部の叢生②

症例	前歯部の叢生
治療費用	290.000円（税抜）＋IPR1回 3,000円（税抜）
治療期間	約8ヶ月

上前歯のがたつきや下前歯の左側中切歯の突出を、IPRを実施した上、治療期間約8ヶ月（キレイライン7回コース）で、歯並びを改善しました。

上下の前歯それぞれがきれいに整い、審美性が上がりました。

症例3｜すきっ歯（正中離開）

症例	すきっ歯（正中離開）
治療費用	290.000円（税抜）＋IPR1回 3,000円（税抜）
治療期間	約7ヶ月半

上前歯の中央の隙間が目立っていたところ、IPRを実施した上、治療期間約7ヶ月半（キレイライン7回コース）できれいに歯の隙間が埋まりました。

下前歯の中切歯も整い、全体的に違和感のないきれいな歯並びに改善しました。

キレイライン矯正で対応できる症例とは?

キレイライン矯正で対応できる症例は「軽度もしくは中等度」の歯並びの悪さです。

上下の前歯12本に特化した部分矯正のため、奥歯まで動かすような矯正はできませんが、多くの歯並びに対応しています。

以下にキレイライン矯正で対応できる「軽度〜中等度」の症例についてご紹介します。

すきっ歯

舌で歯を押してしまう癖がある方や、先天的に歯が小さい方などの中には歯間部に隙間ができてしまうこともありますが、キレイライン矯正で改善できます。

すきっ歯でも、特に前歯中央に隙間がある正中離開だと、ついついその部分に目が行きやすく、コンプレックスに感じる方も多い症例です。

キレイライン矯正なら、短期間で隙間を埋めることができます。

出っ歯

出っ歯の原因が骨格によるものではなく「少し突出している」「抜歯が不要」といった症例であれば、キレイライン矯正で対応可能です。

出っ歯は横顔の見た目にも影響します。キレイライン矯正で突出している歯を後方に下げ、出っ歯を改善することで理想の横顔に近づけます。

ガタガタした歯並びや八重歯（叢生）

「歯が前後にずれている」「凸凹している」「重なっている」といった歯の状態や、犬歯が飛び出ている八重歯がある症例でも、軽度の歯並びの悪さであればキレイライン矯正で対応できます。

ガタガタした歯並びが強かったり、噛み合わせも改善の必要がある場合は全体矯正での対応になります。

よく、「 私が気になっているのは前歯だけだから」や「前歯だけの矯正のキレイラインを希望します」と来院される方がいらっしゃいます。

しかし、歯のガタつきが強い場合は奥歯から動かしてスペースを確保する必要があったり、 抜歯してそのスペースを確保する必要がある方も多くいらっしゃいます。

ご自分の歯のがたつき方がキレイラインの適応範囲かどうか気になる方は、まずは一度歯科医院でご相談ください。

受け口

受け口も軽度の症例であればキレイライン矯正で改善できます。

受け口は下顎が突き出ているため、横顔にコンプレックスを抱く方も多い症例です。

奥歯の噛み合わせに問題がある場合などは、全体矯正での対応になりますが、一度医師にご相談ください。

キレイライン矯正で対応が難しい症例

多くの症例に対応しているキレイライン矯正ですが、奥歯を含めた全体矯正ではなく、前歯に特化した部分矯正のため、対応が難しい症例がいくつかあります。

以下で解説していきます。

重度の歯並びの悪さ

重度の歯並びの悪さとは、上述した「軽度〜中等度」のすきっ歯や出っ歯、叢生、受け口などの症例よりも重い場合です。

歯を矯正するときは歯を移動するスペースが必要ですが、キレイ
ライン矯正だと移動できる歯のスペースに限度があるため、治療が難しくなります。

噛み合わせが悪い

噛み合わせが悪い場合は、奥歯の位置を補正する必要性があるため、部分矯正であるキレイライン矯正では治療が難しいです。

全体矯正での治療になります。

抜歯を伴う

キレイライン矯正は短期間での完了を目指すため、抜歯によってできた歯のスペースを埋めるためには長い治療期間が必要になります。

いつでも矯正を終了できるという自由度の高い治療を優先している分、抜歯を伴う矯正治療は難しいです。

骨格に問題がある

骨格に問題があると、そもそも矯正治療だけでは対応できない場合があり、外科手術も併用して治療していきます。

骨格に問題があるかどうかは、医師の判断とセファロ撮影やCT撮影などのレントゲン等の検査によります。

キレイライン矯正を検討中の方は赤坂さくら歯科クリニックに相談

キレイライン矯正で対応できるのは「軽度もしくは中等度」の歯並びの悪い症例ですが、さまざまな種類の歯並びを改善できます。

しかし、上下の前歯12本に特化した部分矯正のため、重度の歯並びの悪さや噛み合わせが悪い、抜歯を伴うような場合などは対応できません。

赤坂さくら歯科クリニックは、全国でキレイライン矯正を提供している154院（2023年3月現在）ある提携クリニックの中のひとつです。

「前歯が少し重なっている」「前歯にでこぼこが少しある」「以前矯正治療したけど少し後戻りしてきた」といった時に、自分がキレイライン矯正で治療できるか不安な方は、一度赤坂さくら歯科クリニックにご相談ください。