歯医者を無断キャンセルしても行きづらいと思う必要なし!治療中断しないことが大切
- 歯科医師
- 土黒さくら医師
(赤坂さくら歯科クリニック)
鹿児島大学の歯学部を卒業した後、大型医療法人グループの歯科医院の分院長に就任しました。その後、そのほかの歯科クリニックで経験を積んだ上で、赤坂さくら歯科クリニックを開設しました。私はインビザライン認定医として、インビザラインやキレイラインの治療を日々実施しており、多くの患者様から満足の声をいただいています。
歯医者での治療中は、診察が終われば次の予約を入れる必要があり、定期的な通院が求められるため、治療のスケジュールを守ることが重要です。
歯医者に通った経験がある方の中には、うっかりと予約を忘れてしまったり、他の予定が重なってしまって無断キャンセルしてしまった経験がある方も多いのではないでしょうか。
このような場合、次回の治療に行くのが少し気が引けるかもしれません。
しかし、無断キャンセルをしてしまった場合でも、すぐに再予約を取り、治療を中断させないことが重要です。
歯の健康を保つためには、適切な治療スケジュールを守ることが必要です。
この記事では、歯医者を無断キャンセルしてしまった時の対処法などを詳しく解説します。
予約を忘れたり、無断キャンセルしてしまうことは誰にでも起こり得ることですが、それに対する適切な対処法を知ることで、次回の治療に行きづらさを感じることを減らすことができます。
無断キャンセルをして行きづらいと感じたことがある方や、現在歯医者に通っている方はぜひ参考にしてください。
目次
行きづらくても治療中断しない
歯医者を無断キャンセルしてしまった場合、次回の通院に行きづらさを感じることがあるかもしれませんが、それでも絶対に治療を中断しないようにしましょう。
なぜなら、途中で治療を中断してしまうと、これまでの治療が無駄になる可能性や症状の進行が起こる可能性があるからです。
特に歯の矯正治療の場合、長い期間をかけて歯を矯正していきます。
この治療を途中で中断してしまうと、歯並びは改善されずに、逆に元の状態に戻ってしまうこともあります。
つまり、これまで積み重ねてきた治療が無駄になり、最初からやり直す必要が生じるケースにも繋がりかねません。
このような状況になると、払った治療費も無駄になり、さらなる費用が必要になる可能性もあります。
また、虫歯治療の場合も、治療を中断してしまっても、虫歯は自然に治癒することはありません。
むしろ、進行を止めることなく悪化していく恐れがあります。
初期の軽度の虫歯でも、中断によって痛みが出たり、重篤な状態に進行して歯を失う可能性も考えられます。
このように、歯医者の治療を中断することは、さまざまな問題を引き起こす可能性があります。
したがって、無断キャンセルをしてしまっても、必ず再予約を取り、治療を継続することが非常に重要です。
歯医者を無断キャンセルした場合の対処法
歯医者を無断キャンセルしてしまっても、あまりにも過度に気に病む必要はありません。
以下では、歯医者を無断キャンセルした場合の対処法について詳しく解説します。
すぐに連絡して再予約する
無断キャンセルをしてしまったら、先述した通り気づいた時点で速やかに歯医者に連絡し、再予約を取りましょう。
電話で無断キャンセルをしたことを謝罪し、歯医者に再予約を希望する旨を伝えると、スタッフが対応してくれます。
無断キャンセルから時間が経過してしまうと、連絡するのが気まずくなってしまい、治療中断に繋がってしまいます。
そのため、無断キャンセルに気づいた時点ですぐに連絡することが重要です。
何度も繰り返さないことが大切
無断キャンセルをしてしまった場合でも、クリニックに行きづらく感じる必要はありません。
重要なのは、無断キャンセルを繰り返さないことです。
実は、予約のキャンセルはよくあることであり、誰にでもうっかり忘れることや失敗は起こり得ます。
無断キャンセルをしてしまった場合でも、その後再度予約を取り直せば、歯医者は治療を続けてくれます。
怒ることなどはないので安心して電話をかけて次の予約をとってください。
大切なのは、すぐに再予約をして治療を中断させず、次から無断キャンセルすることがないように努めることです。
無断キャンセルを繰り返さないためにできること
無断キャンセルを繰り返してしまうと、歯医者にも迷惑がかかり、余計に行きづらく感じてしまいます。
ここでは、無断キャンセルを繰り返さないための方法を解説します。
予約を忘れないようにする
予約の日時をうっかり忘れてしまい、無断キャンセルをしてしまう傾向がある人は、予約を忘れないような工夫をすることが重要です。
具体的な対策としては、次の予約の日時を目につく場所に書き留めることが効果的です。
カレンダーやスマートフォンのメモなど、自分の生活スタイルに合わせて最も見やすい形式を選びましょう。
予約の日時を書いたメモを常に目にすることで、うっかり忘れることを防ぐことができます。
また、次の予約をメモし忘れることを防ぐためには、治療後の支払い時に次の予約をすぐに決め、その場でメモを取ることが重要です。
治療後に直ちに次の予約を確定させることで、予定の記録漏れを防げます。
キャンセルしたい時は必ず連絡する
予定が入って予約の日時に行けないときや、直前で急にいけなくなったときでも、キャンセルの連絡をきちんと入れるようにしましょう。
直前のキャンセルになった場合でも、クリニックに連絡を入れることで心配をかけずに済みます。
また、きちんと連絡を入れてキャンセルすることにより、次に行く際にも行きづらさを軽減できます。
急な予定変更や体調不良は仕方のないことです。
そういった場合でも、きちんと連絡を入れることで、クリニックとの信頼関係を保つことができ、スムーズに治療を進められます。
赤坂さくら歯科クリニックは便利なアプリが利用可能
赤坂さくら歯科クリニックでは、患者様に紙の診察券の代わりに診察券アプリをお勧めしています。
アプリ内で次回予約日の確認や予約変更ができるうえに、リマインド設定もできるようになっています。
予定に入れ忘れていた、単純に忘れていたなどのミスを防ぎやすいです。
まとめ
無断キャンセルをしてしまい、歯医者に行きづらいと思っても、治療を中断せずにすぐに再予約をしましょう。
歯医者側としても、無断キャンセルよりも治療が途中で中断されることの方が問題ですし、患者様の不利益にもなってしまいます。
無断キャンセルは何度も繰り返さなければ、行きづらいと思う必要はありません。
赤坂さくら歯科クリニックでは、患者様の歯の健康を第一に考え、患者様に寄り添った治療を提供しています。
歯のお悩みはお気軽に当院までご相談ください。
より詳しくは、赤坂さくら歯科クリニックにてご相談・ご来院をお待ちしております。